【ゼミナール】第30回農村文化ゼミナール 人づくり 町づくり-日本のアルカディア・置賜を目指して-

第30回農村文化ゼミナール 人づくり 町づくり-日本のアルカディア・置賜を目指して-

特別講演として、山形県大江町出身 兼子良夫 神奈川大学学長より「地方創生と大学の役割」をご講演いただきました。

大学が果たす役割をわかりやすく解説いただきました。地域で活躍できる人材を地域でどう守り育てるか。

課題もあがりました。

兼子良夫学長よりご講演いただいた後、各地域、分野の報告をいただきました。

渡部務、横戸 隆、後藤幸平、菅野芳秀が報告いたしました。

各々の立場から置賜の現状、若者減、農業がもつ魅力発信の必要性、が発せられ、課題をいただきました。特に地方において女性の力を十二分に発揮できる社会をどう築くかが問題になりました。

パネリストに、女性や若者がいなかったという事務的な問題もあったものの、若者が議論に参加する土壌や環境がなくなっていることも非常に重要な課題になっていると思います。社会や人と関係を築きながら共同体として良い社会を構築するといった考え方が希薄になっているかもしれません。

今回のゼミナールは都市と農村の交流、環境保全と農業の問題などを取り上げ、限界集落論はじめとした地方衰退論を超え、置賜地方を21世紀の地域社会の在り方のモデルにとの志向とその具体的な施策、活動実践を具体的に議論することが出来たゼミナールでした。

地方創生は教育界-地方行政-地域の連携が鍵です。

「若者よ、いまこそ地方へ、農村へ向かおう by後藤幸平」