【32】農村文化ゼミナール

32回農村文化ゼミナール

『常民文化の芸術性-“ムラ”の活性化と伝統文化-』

趣旨

宮沢賢治は、「世界全体が幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と農民芸術概論綱要(1926)でうたい、

土に根ざした農民による音楽、演劇、文学活動の必要性を説いた。柳田国男の民俗学も庶民の幸せを願う、民間伝承、

生活芸術に対する再評価といえるものであった。民俗芸術を文化財的保存ではなく、新たに地域創生の文化資源としての

活用を考え、地域活性化の結集・結衆点としてする方策を考えてみたい。

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