農村文化ゼミナールの歩み

平成14(2002)年 8月4日(日)
六郷コミュニティーセンター


 第15回 農村文化ゼミナール
    テーマ「勉強と躾 ―学校教育のゆくえ―」
                             主催  財団法人農村文化研究所 

基調講演 「勉強と躾 ―学校教育のゆくえ―」
佐野 賢治氏 (神奈川大学教授)
シンポジウム 「教育力とはなにか」
小野 庄一氏 (川西町文化財保護協会)
武田  正氏 (山形女子短期大学教授)
星  寛治氏 (詩人)
増田 昭子氏 (立教大学)


農村文化夏季ゼミナールは、自然と人問とのかかわり・教育・人づくりや物づくり、信仰など、多彩なテーマを掲げて継続してまいりました。その歴史の問に、武田正先生のような優れた民俗学者が多くの業績を残され、当ゼミナールも川西町文化財保護協会など、置賜各地の熱心な関係者の集うところとなり、今後ますますの充実が期待されております。
本年は米沢市六郷地区において開催することになりましたが、「昔のくらし」が理解できる置賜民俗資料館も、歳月とともに建物や民具資料の損傷が目立ち始めました。これまでの活動の中では、「行屋」が国指定文化財に登録されるなどの成果もありましたが、生涯学習時代における活用のありかた、また維持管理の問題などを真剣に考えなけれはならない時期になりました。
そのような視点をふくめ、今回のテーマは初心に返って、学校週五日制完全実施や総合学習の導入など、教育制度へのとりくみ、頭の痛い不登校等の諸問題、あるいは少子高齢化がもたらした今日的課題こついて語り合ってみたいと思います・
とくに教育力とは、また躾とは何か、ぜひ皆さんのご参会とご意見をお待ち申し上げております。


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