農村文化ゼミナールの歩み

平成23(2011)年 8月6日(土)

    ゼミナール 伝国の杜

            交流会    上杉城史苑


 第24回 農村文化ゼミナール
    テーマ  日本の代表的地域“おきたま”
            〜その自然と文化〜縄文土器から草木塔まで〜
                             主催  財団法人 農村文化研究所・置賜民俗資料館
                             後援  米沢市教育委員会 川西町文化財保護協会 置賜民俗学会

基調講演

「郷土の再発見とエコ・ミュージアム」
       〜“おきたま”を日本のアルカディアにしよう〜

佐野 賢治氏 (神奈川大学教授・日本常民文化研究所所長)
 *資料紹介  保科友希恵(神奈川大学大学院)
パネルディスカッション 
パネラー 「発掘調査・資料からみた“おきたま”の風土」
手塚  孝氏 (米沢市教育委員会)

「歴史・民俗資料から見た“おきたま”の風土」

梅津 幸保氏 (置賜民俗学会会長)
「米が育んだまほろばの里“おきたま”」
星  寛治氏 (高畠町有機農業研究会)
「映像から見る“おきたま”〜情報発信と図書館の役割」
岩鼻 通明氏 (山形大学農学部教授)
「イザベラバード・日本奥地紀行に見るおきたま”の魅力」
原 淳一郎氏 (米沢女子短期大学准教授)

 東日本大震災は、戦後日本が作り上げてきた制度や組織の脆弱さをさらけ出す契機ともなりました。今回のゼミナールでは“おきたま”盆地という風土の中で、縄文時代から今日まで、自然との調和の中で暮らしを営んできたこの地域の在り方を「代表的日本地域」としてとらえ、これからの日本の望ましい地方、地域モデルとしてのエコ・ミュージアムの考え方を導入しながら考えてみたいと思います。
 お盆を前にして何かと気ぜわしい時節ですが、ご参会をお待ち申し上げます。

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