先日から、庭のお地蔵様のあたりにスズラン水仙が咲き始めました。
葉っぱが水仙のように細くシュッとしているのが特徴です。
お花もちょっと変わっていて、ベルみたいな花先に
緑の可愛い点々模様が付いています。
五月の心地よい風を受けて
何だかリンリンと鳴り出しそうです。
置賜民俗資料館では、展示物の劣化をふせぐため
陽の光を入れないように窓を閉めて遮光カーテンをしています。
でも、時々
窓を開けて風を入れます。
太陽の光も入れて、外の景色も見せてあげます。
かつてこの民具が活躍していた頃は
毎日太陽の下で風をうけて
人々の相棒となって働いていたのですから。
五月の風、きっと気持ちいいと思います。